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Posted by チェスト at

2008年07月01日

焼肉はスポーツ

こんにちは、恋の錬金術師『東田 恋太郎』です。ははっ…意味がわからないって?…。俺もわからない。




そういえば、無性に肉が食べたくなるときってあるよね。俺の場合は決まって満月の夜なんだけど…。




そんな日は、『焼肉』を食べに行くんだ。独りでもなれてるからどうってことはない。俺はバクバク夢中で食べる。




たまたま隣のテーブルで、俺みたいに一人で食べてる女性がいて…で、毎度の事ながら声をかけた。なんなら一緒に食べれば楽しいからね。




名前は『Q子』といった。近所の専門学生らしい。肉が好きで、特に『カルビ』が大好きらしい。だからどうしたって話だが、思い出がいっぱいつまってるらしい。




以前つきあってる彼氏と、初めて焼肉屋デートをしたとき…「Q子さんって、すごくカルビが似合うよね…っていうより、カルビにそっくりだよ。[さし]の入り具合とかが…。」って言われたらしく、そこからQ子は焼肉ばかりつれてこられたらしい。




俺は話を聞きながら、ついついカルビを食べていた。女の口説き文句の選択枠に『カルビ』があることを、俺は初めて知った。カルビおそるべし。




だが、俺はQ子を口説こうとは思わなかった…なぜならカルビだからだ。





  


Posted by 馬鹿侍二代目 at 17:14Comments(0)

2008年06月28日

ふるきよきおもひで

こんにちは『東田 恋太郎』です。




先日倉庫を掃除してたら、久々に古いレコードが見つかって…だったらという事で、プレイヤーで再生した。




ジャズがながれる。…あの店を思い出す。




ネオン街の週末の喧騒は、大人である自分を感じる瞬間だった。すくなくとも、スーツを着て遊び歩いた若い頃は、一種のステイタスのようなモノを感じた。




そんなとき、駅の近くの裏路地みたいなところにスナック『紫陽花』があった。今はもう土地開発で名残もない。




そこでC美に出会い、恋をした。ワインの好みがピッタリで、よく二人でボトルを空けた。スナックにプレゼントで買っていったりもした。




C美は実は結婚していた。早い時期にその話を聞き、本気になる前にC美は教えてくれた。それでも俺は通った。もしかしたらそれだけで充分だったのかもしれない。




ある日、亭主が蒸発したらしい。子供二人を残して、真面目すぎたのか仕事がうまくいかなくて先行き不安になったかららしい…。




…。嘘だと感じた。捨てられたというより、始めから遊びだったのだと思う。C美は田舎に帰る事にしたらしい。俺は黙っていくらか渡した。




風の便りによると、俺は騙されたらしい。




  


Posted by 馬鹿侍二代目 at 15:54Comments(0)

2008年06月24日

酒と薔薇の日々

こんばんは、『東田 恋太郎』です。恋に恋して、迷走してます。樹海に迷い込んでいます。




オチがわかりづらいと言われる。でも、俺はむしろそれでいいと思ってる。実際のところ、俺も優柔不断なところがあって、曖昧な恋愛が多々ある。…だから、うやむやになる。




社会人なりたての頃、いきつけのバーがあった。正直、お酒の味なんてわからなかったが、背伸びがしたくて通った。




俺はビールばかり呑んでいた。ガブガブガブガブ呑んでいた。『サッポロ』が好きで、それを呑んだ。バーテンダーは何も言わなくても、座ればビールを出した。




しまいには、ドアを開ければビールが置いてあった。僕は何食わぬ顔をしてその席に座り、ひたすらビールを呑んだ。




ある日、新人のバーテンダーが働くようになって、それがW美だった。ビールばかり呑む俺に驚いたらしい。




「ほっ…他のは呑まれないんですか?」




俺は、ゆっくり頷く。むしろペースをあげて呑み出した。




「俺は、ビールだけで生きてるんだ。」




W美としては、カクテルも呑んでもらいたいに違いない。しかし俺はビールばかりだった。




ある大雨の日、W美に言われた。








「もったいない。」




  


Posted by 馬鹿侍二代目 at 02:09Comments(0)

2008年06月13日

吹き抜ける風のように

何時だ?……。なっ、!!午前3時!!




ふぁぁぁ。…ブログを書こう。カチャカチャ。



「東田 恋太郎(ひがしだ れんたろう)」です。恋に、食わず嫌いはありません。




職種で恋を選ばなくても、恋の行方は左右されるよね。当時、俺は運送会社でバイトをしてたんだ。…その時付き合ってた、




P子。夜の蝶…ホステスだった。




P子は、まるで気の利かない女で、指名もまるでなかったらしい…で、指名してたのが俺だけってことで…。




俺も好きではなかったが、だみ声が気にいっていた。P子にはとても言えないが…。




付き合いはじめても、俺はよく飲みに行った。そうでもしないと、日曜のお昼ぐらいしかゆっくり会えない…むしろ、会えない事のほうが多い。




俺は、気の利かないP子になかば呆れ果てながら、よく会社の上司の悪口を言った。仕事だけの付き合いなのだが、一生ついて来い的な発言が特に気にくわなかった。




まぁそれをP子に話すと、なぜか喜んだ。




店を出て仕事が終わるまでバーで待った。待ちすぎてだいぶ酔っ払った頃、P子からメールがきた。




『あたし、オカマなの。』




オカマスナックってかいてある。




  


Posted by 馬鹿侍二代目 at 00:50Comments(0)

2008年06月10日

アメリカン〜後編〜

その日は少し蒸し暑い一日だった。




Q恵のホームパーティーの日だった。俺は、その日は午後は全部予定もなく、夕方まで家でゆっくりしていた。




古い写真を開いても、まるでQ恵はわからない。俺は薄暗い部屋で、明かりも点けず写真を眺めていた。




何年かたつと世の中が変わる。ファッションも変わるし、場合によっては言葉も変わる。人は何かに向かって変わりつづける。




俺に抱き着いてきたQ恵。ノリとはいえ子供の頃は考えられなかった。俺だって赤面してしまった。次に会った時に、はたしてまともに顔が見れるのかどうか……。




夕方6時になった。俺はとりあえずQ恵に電話をした。




「俺、東田ですけど…。」




「ハーイ!さっきまで買い物にでてたのよ。意外と欲しい食材とかが売ってなくて…。恋太郎君は何時ぐらいに来る?」




「あぁ…。そうだなぁ…8時ぐらいかな、仕事のだんどりが悪くて都合がなかなかつかない。」




「OK!いいわ。じゃあ待ってる。もし明日なにもなければ、泊まっていっても構わないから…。」




…。俺はいっきに盛り上がってしまった。




…気がついたら。。。




…。








朝だった。




携帯に着信もなかった。




  


Posted by 馬鹿侍二代目 at 15:50Comments(0)

2008年06月09日

アメリカン〜前編〜

こんにちは、「東田 恋太郎(ひがしだ れんたろう)」です。ブログで恋愛日記を綴ってます。趣味は無論、ブログだ!




質問によくあるのだが、職業は何かと聞かれる…恋泥棒と言いたいところだが、まぁアパレル関係とでも言っておこう。




そんなに気になる意味がわからんのだが…。学生だったら通っている学校を知りたがるし、知っている奴を話したがる…へぇ。




まぁいい、小学校を卒業して20年ぶりに小学校の同窓生にあった。ほとんどが中学校まで一緒なのだが、なかには小学校以来の奴もいた。




小学校を卒業したら、すぐにアメリカに行ったQ恵もそのなかの一人だった。正直、小学校の頃の顔を思い出せないくらい綺麗になっていた。




アメリカかぶれなのか、コーラとハンバーガーばかり食べているらしい。確かに時々食べたくなるが、ワザワザとまではいかないのが本音だ。Q恵はひたすらコーラだった。




アメリカ人と軽い恋愛を繰り返してきたらしい。俺の恋愛の一部分を話したら、嘲笑された。どうもフラットな恋愛のほうが楽しいらしい。不安があるとかないとかよりも、考えないほうがましだと思ってるのか…。




帰り間際に、Q恵に言われた。




「今度うちのホームパーティーにきなよ!」




そしてハグされた。




強い香水の香りが目にしみた。




  


Posted by 馬鹿侍二代目 at 02:00Comments(0)

2008年06月08日

乙女心と梅雨の空

雨が降って、しばらくショパンを聴いてたら…ついつい昔を思い出して泣いてしまった。




こんにちは、ブログで愛の讃歌歌ってます。「東田 恋太郎(ひがしだ れんたろう)」です。恋に恋してます。




昔もらった手紙読む。




『こんにちにゃん。。。おなかしゅきましたか〜〜恋にゃんは[にちようび]あいてるんるん?♪♪♪ゆうえんちにつれってって〜〜』




……………。




痛い思い出の一つだ。メルヘンチックな乙女に、俺はおぼれた。しかたがない、高校生にとっては新鮮な恋愛だ。




名前は…L菜。小走りが似合う女だった。




クラスは違ったが、授業中のメールはノイローゼになるくらいきた!!




手をつないで歩くときは、両手でお願いとL菜に言われた。断ると、イライラするぐらい口をふくらませブリブリのプンプンだった。




俺は正直疲れた。だが別れたらどうなるのか怖かった。嫌われようにも、女子の間で変な噂がたっても困る。




俺はL菜に会うたびに、胃が痛み出した。これ以上は耐え切れないっ!…。




相談しよう。




俺は、仲のいい『春駒(はるこま)』に相談した。




「…わかった。お前が悪いのもわかる、でもしかたがない…俺にまかせろ!」




春駒はそういって立ち去った。




何日かして、L菜に「別れましょう。」と言われた。結局よかったわけだが、あまりにもすんなりいったのでこわくなった。




春駒に聞いてみた。




「あぁ簡単さ、お前の母さ…ゴホッ、ゴホッ。




何だっけなぁ…忘れちまったよ。」




俺はしばらく学校を休んだ。




  


Posted by 馬鹿侍二代目 at 15:23Comments(0)

2008年06月07日

今世紀最大級

恋に咲く一輪の花をそえて…。こんにちは、ブロガー「東田 恋太郎」です。よくモアイ像みたいだねっていわれます。




今日は女王とよばれたO姫の話。あんな女はもう一生会うこともないだろう。




絶世の美女とはO姫の事だと思う。これは当時大学の男子学生の間での常識だった。「O姫管理委員会」が発足され、素人が挨拶することすらできなかった。




休み時間になると、告白の長蛇の列ができ整理券が必要だった。告白タイムは一人15秒しかなかった。俺もなんとか月に一回は告白できた。




噂では性格も優しくはっきりしていて、才女であった。男はみんな『万が一』に賭けた。




プレゼントは受け付けないらしく、手紙すらも送れなかった。とりあえず彼女のいない男、あるいは最近別れた男は、とりあえずならんだ。




何度か妻子ある教授がならんでいた事もあった。『気が狂う』状況でありながら、誰も何も言わなかったのは…O姫だからだ。




ある日、O姫の好きなタイプが公表され、以後該当しない者は告白の列にならべなくなった。整理券にも書いてある事なのだが…。




『夢のある男』




……………。




…………。




誰もならばなくなった。




  


Posted by 馬鹿侍二代目 at 16:29Comments(0)

2008年06月07日

白球にかける情熱とか

こんにちは、「東田 恋太郎」です。ブログで恋愛話してます。




先日、久しぶりに通っていた高校の近所を通った時、野球グランドに目がいった。




懐かしい。野球少年だった俺は、あいつを甲子園に連れていく事ばかり考えて、野球にうちこんだ。




「恋ちゃん、Mを甲子園につれてって。」




俺は内心、親父の知り合いに旅行会社やってる人がいるから、いつでもMを甲子園に連れていけると思ったのだが、そうじゃないらしい。




やっとのおもいでつかんだポジションは、ライトで九番だった。




「Mは、別に恋ちゃんがどこのポジションでもかまわないから、一生懸命頑張って!」




俺は例えピッチャーじゃないにしろ、レギュラーポジションはもらえたわけだから頑張った。そうMのために…。




Mは、珍しいくらい野球が大好きな女の子だった。よく野球の議論をした。マネージャーよりも、選手のほうがいいんじゃないかと思ったものだ。




結局、善戦むなしく、最後の大会は三回戦で大敗した。チャンスで打席が巡ってきたのだが、あえなく三振。Mに目も合わせられなかった。




凄く悔しかった。Mは最後までマネージャーとして優しくみんなに接した。




話は前後するが




甲子園の予選が始まる少し前、




ぐらいから、




Mは、サッカー部の奴と付き合っていたらしい。国立でもよかったのかもしれない。




  


Posted by 馬鹿侍二代目 at 11:15Comments(0)

2008年06月05日

バイク乗りの女

こんにちは、全日本ブログコンテスト恋愛部門審査員特別賞を夢見てます。




「東田 恋太郎(ひがしだ れんたろう)」です。恋に恋して、ブログ書いてます。




お便り頂きました。




『クラスに好きな男の子がいて、結構学校の人気者なんです。どうすればつきあえますか?』




…。へぇ〜、頑張れよ。




じゃ今回の話。




蒸し暑い真夏の夜は、湾岸道路をバイクでぶっ飛ばす。そんな奴らが集まる海沿いの喫茶店。そこでP子に出会った。




P子もバイクが好きで、すぐにお互いのバイクを見て意気投合。付き合いが始まった。




俺は、よく昨日観たドラマの話をした。P子はまるで興味がないらしく、欠伸ばかりしていた。やっぱり二人はツーリングしているときが1番気が合う。




それにしてもP子はとばした。法定速度30キロを無視してかっ飛ばした。




俺は後からゆっくり追いつくたびに、P子を叱った。




そして、ひたすら昨日のテレビドラマの話をした。P子は黙って頷いていた。




あるとき怒りが爆発した。




「ドラマの話は、もうしないで!しかも、いつも再放送のドラマって!」




…………。




俺は何も言わず、しばらく黙った。




長い沈黙を破り、




またドラマの話を始めた。








  


Posted by 馬鹿侍二代目 at 22:46Comments(0)

2008年06月05日

パンを食べてた頃

ブログで恋愛語ってます。「東田 恋太郎(ひがしだ れんたろう)」です。




先日、ブログを読んで不愉快になったって方がいましたが、処方箋はいい恋愛をすることです。




今回は高校生の頃の話。




お昼休みになると、購買部でパンが販売される。俺もよく並んだ。4限の授業が終わる少し前からぬけだして、駆け込まないと買えないパンがあった。




幻の『かたやきそばパン』。




おそらく、その存在すら知らない生徒もいたかもしれない。幻と言われる由縁だ。




その日3週間ぶりにゲットした。俺はニヤつきながら歩いていると、




「あっ、『かたやきそばパン』。一度食べてみたいなぁ…。」




振り返ると愛嬌のあるC香がいた。




「だったらこれ…、やるよ。」




「えっ、いいの?ヤッター\(^o^)/ 」




そっから交際がスタートした。




C香はパンが物凄く好きらしく、おじさんがパン屋という事もあって、自分で焼いたりするらしい。




クロワッサンの話、フランスパンの話、サンドウィッチマンの話もした。




将来の夢は勿論パン屋で、高校を卒業したらおじさんの紹介で東京のパン屋で働くらしい。前向きに、夢に向かっているC香の目は、いつも輝いていた。




「いつか私の焼いたパン食べさすね。」




「えっ、…いいよ。




俺、米のほうが好きだから。」




………………。




C香は看護学校に進学したらしい。




  


Posted by 馬鹿侍二代目 at 20:58Comments(0)

2008年06月05日

DoraibinguSchool

皆さんこんにちは。ブログで恋愛話をするのって勇気がいるよね。




俺の場合は作り話だけど…本当っぽい?




そんな「東田 恋太郎」です。恋に恋してる。オチが判りづらい時もあるけど、大丈夫、そのうちよくなる。




じゃ、今回の話。




自動車教習所ってあるじゃない、自動車学校って言ったほうがわかりやすい?




そこの教習所内のコースがあって、いっつもS字で脱輪してる女がいたんだ。




僕が周りを走ってると、よくその光景を目撃した。




ある日、俺が教習所で勉強してたら、その『S字でよく脱輪する女』が教官に泣きながら何か話してた。




俺は聞き耳をたてた。




「私、才能ありません、




オートマ限定にしてください。」




…。




俺は吹き出しそうになった。一緒だろ!!




案の定…何っ!!まるで別人のようだ。スイスイ曲がっている。




俺はいてもたってもいれなくなり、そいつに言った。




「ナイス ラン!」




そのあと一ヶ月、




俺は坂道発進ができず。




オートマ限定に変えた。




  


Posted by 馬鹿侍二代目 at 15:23Comments(0)

2008年06月04日

シネマガール

ファンからのお便りです。




「寒いんですけど…。」




病院いっとけ!夏場の風邪は治りにくいぞ。




こんにちは、「東田 恋太郎」です。恋愛の宣教師やってます。




高校入学してしばらくして、J奈とつきあった。おとなしい感じで、話し方もゆったりした感じの女の子だった。




今日はそいつの話。




高校生のデートって何処だと思う?…そう、映画館だよね。




J奈は映画が特に好きで、映画が終わってから長々と語り合ったものだった。そういうときは意見の食い違いとかもあって、楽しかった。




恋愛映画は、お互い同性のかたをもったり…。




アニメもモチロン見た。




J奈はとにかく映画が好きだった。




戦争映画も見た。




二人とも意見が一致して、気に入った映画があった。




『兄貴の授業参観』という青春グラフティだった。あまりヒットはしなかったが、俺もJ奈も凄く好きな映画だった。




兄貴の授業参観に弟が行くといった内容で、その時学級委員の役だった奴は、数年後、オカマになった。




俺は兄貴の台詞の「味噌汁はダシをとれ!」が気にいって、母親に言ったりした。




J奈は、弟が最後兄貴に言う台詞「やっぱりお前かよ!」が気にいったらしい。




俺はJ奈に言った。




「お風呂に入れっ!!」




…。




五月の風が、心地よく通り過ぎていった。





  


Posted by 馬鹿侍二代目 at 01:14Comments(0)

2008年06月03日

8時30分の女

やっぱり暑い日は鍋にかぎります。いや〜あっついあっつい。




熱いハートの「東田 恋太郎(ひがしだ れんたろう)」です。恋に恋してる!




みんなは時間まもってる?約束の時間に誰も来ないなんてないよね?




『8時30分の女』っていたんだ。




俺が近所のコンビニで、よく立ち読みしてたら…。




決まって8時30分にやって来る女がいたんだ。若者らしい格好で、夕食のパンとミネラルウォーターを買って帰るんだ。




俺は店員と仲がよかったから、それとなしに職業を聞いといてくれって頼んだ。




で、なんでも近所の工場で事務をしているらしく、真面目な子なんだそうだ。本人が言っていたらしい。




病気の弟のために、毎日頑張っているらしい。




確かにどこか淋しげだった。苦労した女は底光りの美しさがある。




と、本人が言っていたらしい。




俺はあるとき聞いた。




「毎日弟のために…大変でしょ?」




女は苦笑い。




「嘘だっつ〜の!」




「仕事は先月で辞めた。今は毎日パチンコで食いつないでる。兄さん、なんかいいバイトない?」




俺は読んでいたエロ本を投げつけた。




…。




「人を騙しやがって!いい加減にしろ!!」









…。




今考えてみると、




彼女は何も悪くない。





  


Posted by 馬鹿侍二代目 at 19:23Comments(0)

2008年06月03日

学校で噂のあいつ

こんにちは。最近ダイエットをはじめて、肉屋に薦められた牛肉ダイエットを試しているところです。




食べ過ぎだよぅ「東田 恋太郎」です。




この季節になると、あの子を思い出す。




中学の頃、隣のクラスにみんなのアイドルA代がいた。




色白で肌黒だった。




フォークで食べ物を口に運ぶとき、やたら前から運ぶタイプの女の子だった。




育ちがいいのか、男子は『さん』づけで呼ばれていた。




でも俺は違ってた。




俺だけは『変態』よわばりされてた。




…。




友達に悪友で変態の「馬並(うまなみ)」って奴がいた。




そいつは、検便提出日に携帯で女子の提出する瞬間を動画でおさえてた。




それを一部のマニアに(模型クラブという噂があった。)高値で動画配信していた。




そいつがあろうことか、A代の『検便提出姿』を俺にもちかけてきた。




あまりにも高値だったので、断った。




断った。




話が転がり、いつの間にか女子の間で「検便の動画配信は、東田の陰謀」になった。




そっから俺は『変態』のレッテルをはられ。




結局、名前は知らなくても『変態』とだけ知っている…となった頃。




馬並が女子トイレで捕まり、携帯の保存内容を調べられて、




俺は汚名返上となった。




A代は結局、卒業まで、




『変態』と俺を呼んだ。




  


Posted by 馬鹿侍二代目 at 16:17Comments(0)

2008年06月03日

通学時、バス停にて。

はははっ。あぁ…今日も面白かった。




放送開始以来、毎日欠かさず見てます。『笑っていいとも!』の大ファンです。




そんな「東田 恋太郎」です。




今回は高校生の頃の話。




俺は高校まで、バス通学だった。




よく会う、違う高校に通う女の子。それが『S美』だった。毎朝バス停で顔を合わせ、話をするうちにいつのまにかつきあいはじめた。




俺はよく『ドラゴンボール』の話をした。S美は真剣に聞いてくれたし、よく質問をしてきた。




死んだら体力は関係ないのでは?と言われたら、俺はタジタジだった。




S美は知的な女性で、夢は医療関係に携わりたいと語っていた。




そのたびに、『仙豆(せんず)』はいらないなぁ…って、茶化したり。




あるとき、S美が聞いてきた。




『ギニュー特戦隊』のジースのウリは何?




…二人の間に微妙な空気がながれた。




『クラッシャーボール』と言いたかった。




でも、違う気がした。




……………。




沈黙を破り、俺は、




俺は泣いた。




声をあげて、わんわん泣いた。




(だったら『コルド大王は?』)




S美を見ることはもうなかった。




風の便りでは、S美は夢をかなえたらしい。




ドラゴンボールは必要なかったわけだ。




  


Posted by 馬鹿侍二代目 at 14:11Comments(0)

2008年06月03日

夏の夜、海の女。

こんにちは。日本の恋愛事件簿「東田 恋太郎」です。恋に恋してます。恋愛ドラマが普通に感じます。




夏はよく海に行ってた。盗んだバイクで走ってた。小さなヨットハーバーがあって、暑い夜はそこで一人佇んでた。




ある日。少し雨が降ってて、俺は帰ろうかとすると…そこに女がいた。




女は淋しそうで…暗い海をじっと見つめていた。俺は気になって、話しかけた。




「お嬢さん、こんな時間どうしたんですか?…いえっ、、怪しいものじゃございません。決して!」




女はうつむいたまま…低い声で語りはじめた。




「私は、小説にも書けない不幸の女。男に騙されるのなんて日常茶飯事よ。




でも、今回はすごい信じてた。裏切るはずがないなんて思ってたし、うちの両親も信頼して…もうすぐ婚約だった。…。




…………。




でもね、夜の女に貢いでたの。数百万…。




彼は銀行に勤めてたから、結婚資金は彼が管理してたの。それであるとき通帳を覗いたら…




…。




からっぽ。私の心もからっぽ。」




俺は、泣き出した女をただ見つめていた。




雨はだんだん強まっていった。




俺は、風邪をひいちゃいけないと思い。




…。




さっさと帰った。




小5の夜。




  


Posted by 馬鹿侍二代目 at 12:09Comments(0)

2008年06月03日

バーガーショップの女

こんにちは、「東田 恋太郎」です。




俺が、学生の頃行きつけのバーガーショップ。小さな店だけど、気軽な雰囲気が気に入っていた。




俺はそこのチーズバーガーが大好きで、いつもチーズバーガーってそこの店員も覚えていてくれてた。




ある日行ったら、新人の店員がいてそれが『F子』だった。少し痩せ型だけど、太めの感じが好きだった。




俺がチーズバーガー注文しても、何故かF子はただのハンバーガーを持ってきた。俺がチーズバーガーしか頼まないのを、他の店員はわかってるはずなのに…。




くる日もくる日もチーズバーガーは出てこなかった。俺もやけになって頻繁に通った。




あるとき気づいた…。




………………。




俺の事が好きなのでは??




F子は俺の気を引くために…わざと。




そっから俺はF子を意識しはじめた。もうチーズバーガーというよりF子だった。というより、チーズバーガーはF子だった。




いつの頃からかF子と会話をまじわすようになった。親密ってわけではなかったが…。




なんでも働いて結婚資金を貯めてるらしい。




えっ…………??




それからしばらくしてF子はいなくなった。お客さんの注文をよく間違えるため、解雇処分になったらしい。




それからチーズバーガーを食べるとき、チーズだけ残すようになった。





  


Posted by 馬鹿侍二代目 at 02:05Comments(0)

2008年06月02日

はじめに

皆さん…こんにちは!そして、はじめまして!



俺の名は『東田 恋太郎』(仮名)だ。




登録しといてくれ!




職業は、まぁカウボーイとでも言っておこうか…マタドールだ。ブログ的にはそっちの方が情熱があるからな!




マタニティって勘違いしてるやつもいるが…まぁ、女性か男性かみたいな違いだしよかろう。




趣味は、勿論ブログだ!ブログのために働き、ブログのために恋をし、ブログに自分の存在理由を見出だしている!




まぁ、ストレスのない男だ。




普通町普通団地普通家庭だが…恋愛話は普通じゃない。ときに激しく、ときにけだるい。それらを紹介しているのだ、このブログで!




誹謗中傷はやめてくれ。傷つくのは俺じゃない、今まで出会った女性が傷つく。…といっても、俺が傷つけちまった人もいるがね…。




褒め言葉は歓迎するけど、本気になっちゃっても知らないぜ!




ははははははははははっ!




  


Posted by 馬鹿侍二代目 at 15:43Comments(0)